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Wednesday, November 22, 2017

SF : BEYER


SF  BEYER

バイエル 


in 1800

チェンバロの発祥を調べている ふしぎな聖女の聖地巡礼紀行

聖女は Cembalo を 実際には みたことも 触れたこともないが

 打楽器であることを 確信していた 




   ある 聖地への道のりで

 体調が悪化しはじめ

 途中 宿で 厄介になる

 あいにく 食べ物も 飲み物も 不足していて
ほぼなく

 床の上で 眠る場所だけを 与えられた



 靴は 疲弊して 足は 血豆で 痛みがとれない


    さらに 疲労で微熱がでて 



   暗黒の深夜

 汗ばみながら かたいゆか で  よこたわっている
聖女



   その夜 聖女は超常現象と偶然遭遇する




 部屋全体が 眩しく 青白く 光だし

部屋の備品が 空中に浮遊


 そして 自分も 空中に浮遊しはじめて

天井に頭をぶつける



   失神 気絶状態 

朝  馬車があって

   病院へ 運ばれる



    病院も 物資は不足しており

ほぼ なにもない 

 煮沸した 器具 と
 
   豆スープ 



   手当を受けて 数日後 体調は改善される



   天に感謝を捧げ


     豆スープ を しっかり食べて

 巡礼は 継続されてゆく



   
 聖女はその後 ふしぎな体験をする

  
 青白い光の記憶より

 戸外に 妖精? 天使??の気配を感じる


 冷たい突風を受けながら 裸足で 草原を調べると


 純白の衣を纏った 少女が いる

 少女は 大きな樫の木に透明になって 消えてゆく



    
 それから 聖女は 処女のまま 懐妊する




   そして 出産の時にふしぎな 言葉を 発して

 自然に 死去していった




 安らかに 眠る様に 天に 召された 聖女は

合同墓地 で 埋葬された


 


   誕生した 子  の 名は


     xxxxxxxxx



    BEYER    




 BEYER は 聖女 と 天の みつかい なのか??


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